一度逃すと、同じものに二度と出会えないわけ

こんにちは!

可愛くなりたいあなたのためのスタイリスト 奥野敬子です^^

自分のための可愛いオシャレでみんなにモテる!を発信しています♪



まだまだ暑い毎日ですが、

ショップでは夏のセール品に混じって既に

「晩夏もの」と呼ばれる秋物が並び始めています。


実は秋物のお買い物は、8月半ば~9月頭が勝負。

ここに乗り遅れると、あなたが欲しいと思う可愛いお洋服には二度と会えないのです。




自分が「好き!」「可愛い!!」と思える服になかなか出会えない、、、、とお悩みの方は、

まずは正しい買い物時期にお店に行くようにしてみてくださいね♪




で、何で「一度逃すと同じものには二度と出会えないのか」という話をしますね。




例えば一つの商品のなかでも、

同じ形のお洋服が色違いで展開されているのを目にすると思います。


さらに、サイズもS/M/Lなど、2~3種類が多いかと。


ユニクロやZARAのような大型店舗では

XXS~XXLまであるものもあったりしますよね。




それらの色、もしくはサイズって、実はそれぞれに生産数が違うんです。





Aという品番のTシャツを

白、黒、水色、オレンジ、という4色展開にしたとしましょう。


サイズは各色、S~Lの3種類展開。


<白>

Sサイズ・・・300枚

Mサイズ・・・600枚

Lサイズ・・・450枚

<黒>

Sサイズ・・・250枚

Mサイズ・・・500枚

Lサイズ・・・500枚

<水色>

Sサイズ・・・100枚

Mサイズ・・・200枚

Lサイズ・・・100枚

<オレンジ>

Sサイズ・・・100枚

Mサイズ・・・100枚

Lサイズ・・・50枚




これはあくまで例ですが、

いわゆるベーシックカラーと呼ばれる白・黒に比べて水色やオレンジの枚数が少ないですよね。


また、サイズによっても枚数が違います。


これらは、それまでのそのブランドのそれまでの売り上げの傾向を参考にしたり、

その年の市場傾向、トレンドなども考慮し、さらには不良品が含まれることも見越して

決定されます。



と、言うことはですよ?


白のSサイズは日本全国で300枚、水色のSサイズは日本全国で100枚。

どう考えても水色のSサイズを手に入れるほうが難易度が上がります。


さらにもう一つ。

ここから、日本各地の店舗に在庫を割り振るときにも

全店舗に同量を配分することはありません。



これも、

その店舗の全体的な売り上げはもちろん、毎日の来店者数、客層、立地を見て


東京の店舗には白のSサイズを50枚、水色のSサイズを30枚、

徳島の店舗には白のSサイズを30枚、水色のSサイズを5枚、


といったように割り振ります。




ってことは、ですよ?



この例の場合

徳島の店舗にしか行かない人は、東京の店舗に行く人に比べて水色のSサイズを手に入れることが難しくなります。





ベーシックカラー(例えば白・黒・グレー・紺など)より

アクセントカラー(例えばその時期のトレンドカラー、紫とか赤とか、ベーシック以外の色)

のほうが好みがはっきり分かれます。



例えばこの秋冬のトレンドカラーは紫ですが、

同じ紫でも赤っぽいのか、あおっぽのか、薄いのか濃いのか、、、、で全然違いますよね。



いくら「流行ってるから、、、」とは言っても、最終的には「自分の好みの紫」を選ぶはずです。




また、ブランドによって打ち出したいイメージがあるので、

たとえ同じような形のスカートがA店でもB店でも売られていたとしても

A店で見たスカートとB店で見たスカートの色は微妙に違うはずなんです。



そうすると、たとえ「紫のスカートが欲しいな」と思っていても、

「A店(もしくはB店)にあったあのスカート」が欲しい!」となります。



そうなったときに、

例えば値段だとか、値段だとか、値段だとか、、、、(三回言ったww)


そういった外的要因で

「もうちょっと待ってみよう」

とかやってしまうと、


きちんとお買い物計画を立てて、予算をそれ用に準備している人にかっさらわれて、

次に前を通った時には売り切れだった。


なんてことになるのです。




その店舗で売り切れるだけなら、まだ他店からの取り寄せなど、方法はあります。



ですが、一度時期を過ぎてしまうと全店舗で売り切れになり、この世のどこを探してもその商品は売られてない、ということに簡単になってしまうんです。




そしてその場合、再販はほぼ絶望的です。



追加発注をかけてから1か月で納品されるとして、

8月中頃の発売開始後の売れ行きを見た段階で発注をかけたとしたら、

納品されるのは早くて9月中頃、最悪10月。


その商品がいつ頃着ることを想定して作られてるかにもよりますが、

例えば晩夏もののように8月終わりから9月にかけて着てもらうことを想定していた場合、

完全に時季外れの商品になってしまいます。



そうなると、納品して即セールです。


最悪原価を割ったりして、採算が合わなくなる可能性があります。



そこのリスクを冒してまで追加発注するか?と聞かれたら、あなたならやりますか?





・・・とまぁこういった事情で、一度逃すと同じものには二度と会えないんです。




あなたが心から

「好き!」「可愛い!」とおもうお洋服に出会ったときは、このことを思い出して、後悔のない決断をしてくださいね♪



「自分を大事にするオシャレの教室」では、こういったマニアックなアパレル裏事情についてもお話ししていますよ^^


日本パリジェンヌスタイリスト協会

パリジェンヌのようなシンプルなオシャレと、好きな服だけのクローゼットを作る協会です。

0コメント

  • 1000 / 1000