ワードローブに新しい風を吹かせたかった
買い物させないスタイリスト 竹内尚子です。
買っても買っても満たされないあなたのためのファッションレッスンを、
関西の方には対面で、遠方の方にはオンラインでご提供しています。
昨日はワードローブ整理の基礎講座でした。
対面で受講したいと名古屋から来て下さったわくしわみわさん。
(この記事はご本人の許可を得て掲載しています。)
受講前からとても楽しみにしていた反面、準備の段階から心がザワザワドキドキしていたと話して下さいました。
前回の講座の時より、だいぶ緊張しているように見えました。
受講の理由について、
ワードローブの作り方については色んなやり方があるのは知っているけど、
使うか使わないか
という理論だけでは片付けられない部分があると感じていたそうです。
・お洋服やワードローブと心は深く関係していると実感している
・お買い物の失敗を繰り返す理由を知りたい
・ワードローブを通してもっと心の深い部分に気づきたい
こんな想いを持って受講して下さいました。
これは、買い替えアイテムをひとつひとつ確認して書き出すワークの途中です。
他にもたくさんのワークを通して
・我慢していることは何なのか
・本当に望むものは何なのか
・お買い物の癖は何か
・買い足したり買い替えるものは何で、優先順位はどうか
・予算内で満足できるお買い物をする方法について
など、丁寧に確認していきます。
わくしまさんは元々派手な色柄の個性的なおしゃれが好きだったそうですが、今のワードローブを拝見すると全く違ったんですよ。
(ベーシックが好きな方もいるので、どちらが良いとか悪いとかじゃないです。)
そして、好きじゃない物やお買い物に失敗したものには共通点がありました。
・少し先の予定に合わせて間に合わせで買ったお洋服
・少し先の予定に使えそうだという言い訳をして買ったお洋服
もちろん、買った時にはそんな意識はありません。
今日の講座の中で気付いたことでした。
そしてね、とても面白いのは、
何となく無難なおしゃれに落ち着いてしまっている状況に満足していないから、
「新しい風をワードローブに取り入れよう」
と思って買ったはずのお洋服も結局無難な物を選んでいて、
結果、
新しい風どころか、超微風、いや、鼻息ほどの風も吹かなかった!!!
という事実でした(笑)
そうなってしまった理由は色々あるのでしょうが、
若い頃、自分では良いと思って着ていたお洋服を見たお友達が、
「その服着てバスに乗って来たの??」
ってびっくりしたように言った事。
口に出していない人も、心の中では自分のおしゃれをそう思っているんじゃないかと不安になった事。
を思い出していらっしゃいました。
自分が好きだと思っているものや大切にしているものを人に否定されると、悲しい気持ちになるのはわかります。
でもね、自分の好きを全開にしたおしゃれをしたら、それをよく思わない人や、自分の好みではないと感じる人がいるのは当たり前の事なんですよね。
そんな当たり前の事を気にして好きなおしゃれができないのは、
嫌われたくない
変だと思われたくない
張り切ってると思われたくない
周りから浮きたくない
という気持ちが働くから、という方が多いです。
嫌われにくい
変だと思われにくい
張り切ってると思われにくい
周りから浮きにくい
(※みんなに嫌われない、変だと思われない、などというおしゃれは無いので、あえて、「嫌われない」じゃなくて「嫌われにくい」と言いました。)
上に書いたような服装を、自分を押し殺してやっていくのか、
それとも好きなおしゃれを楽しんでいくのか、
言い換えるなら、
周りの反応を気にしながら生きるのか、
それとも自分の「好き」に生きるのか
どっちでいくのかはあなたが決めるんです。
いつからでもできるし、誰の許可も要らないんですよ。
親がこう言ったから~
旦那がこう言うから~
ママ友にこう見られるから~
と言う人もいますが、
結局その意見を取り入れて実行しているのはあなた自身です。
そこに気づいたら、何のためにその意見を自分に取り入れているのか、
そこに何のメリットがあるのか、
考えてみると面白いですよ。
自分ではなかなか気づけないそんな気持ち、ぜひのぞきに来てくださいね。
お待ちしてまーす。
そして、わくしまさんには、
これから思いっきり「好き」の暴風を吹かせてほしいなーと思ってます!!
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